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キャンプ愛好家のおじさんブログ

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1本40万弱のインプラント治療、もうちょっとお安くできませんかね

 前から気にはなっていた、少しゆるいなぁと。

専門的な言葉で言うと右上顎の5番、悩んでも仕方ないのですぐ歯医者さんに診てもらった。

 初診

さっそくレントゲンやらなんやらで確認したところ、予想通り根っこにウミが溜まっていて歯が骨にしっかりとくっついていない状態だった。

今年で52歳になる、これも歳のせいなのか、これからこうやって自分の体が少しずつ傷んで朽ち果てていくのだろう。

診察した先生からの提案はこうだ。

「年齢的にもまだまだ先が長いし、インプラントを薦めますね」

”なぬ、インプラントとな!?インプラントって治療費もかなり高額なあれか、ヤバい・・・”

ちょっと考えさせてくれと言い、その日の診察はそこでやめて、とりあえずどのくらいかかるのか見積をいただくことにした。

見積額、そして決断

提示された額面は、総額で40万弱・・・!1本の歯のために40万・・・、キツイ正直キツイ、つい先だって子どもの進学で引っ越しだの、授業料だの諸々でかなりの出費をしている時に、老いて朽ちてきた自分の体に40万ものお金を費やしていいもんだろうか・・・。

それから車を運転しながら家に帰り着くまでの間、頭の中ではお金のやりくりのことがフル回転で回っていた。

どうする、どうやって捻出する・・・俺。

家に帰り奥さんにさっそく相談したが、あっけなく言われた。

「そりゃそれくらい掛かるだろうね、インプラントなら」

そう、うちの奥さんは元歯科衛生士、歯のことは大概のことは分かっているのだ。

で、一番の問題である費用のことも

「仕方ないじゃん、分割払いもできると思うからやったら」

とあっけなく解決、歯医者さんに連絡してお願いしますと伝えた。

抜歯

インプラントを簡単に説明すると、ダメになった歯を抜いて新たな土台となるパーツを埋め込む。そこに人工の歯を取り付けるというちょっとした手術レベルだ。

私の場合、まず抜歯して溜まってウミを除去する。久しぶりに麻酔を打ったが、なんの治療もそうだと思うがこの麻酔が一番痛いんじゃないかといつも思う。でもこれがなきゃもっと痛い思いをしなくてはいけなんだろう。

麻酔もしっかりと効いてきて、さっそく抜歯の工程に進む。

「じゃあこれから抜歯作業にはいりますねー」
「はい、終わりました」

え、もう?体感的には10秒くらいしか経っていないように思えたけど、俺の一部はそんなにももろくなっていたのか。

とうとう自分の一部が消滅した瞬間だった。

掘削作業!?

次はいよいよパーツを取り付けるために骨を整える工程に入るのだが、私の場合その骨が少なく薄くなっていたので骨を造るための骨造成が必要になる。

それでも上あごの骨を少し削らなくてはならないようで、その作業のときにはちょっと不安になった。

ドリルの振動がもろに頭全体というか、頭蓋骨全体に振動が伝わってきて気持ち悪くなってきた。

この作業が終了するのがもうちょっと長かったら、私は間違いなくリバースしていたかもしれない。

何とか事なきを得て無事にこの作業が終了して、パーツの取り付けも無事に完了して最終工程に入っていく。

血がとまらんぞ

諸々無事に完了し、最後はCTなどの画像を見て間違いなく装着されていることを確認した。

が、血がとまらん!

そりゃそうだ、あれだけのことをやったのだから、そう簡単に止まるはずもない。

だが私は口の中が血で溢れるのがいやだったので、うがいばかりしていると衛生士の方から「あんまりうがいをすると逆に血がとまりにくくなるので、ほどほどにお願いしますね」と言われそそくさと病院を後にした。

麻酔が切れても痛みもなくて良かったのだが、依然として出血が止まらない・・・。自分の血とはいえ飲み続けるのも抵抗があったので、うがいはせずに吐き出すようにしていたら、元衛生士の奥さんから「そうやって刺激を与えると出血の原因になるよ」と注意されたが、嫌なものは嫌なのだ。

それにしても出血の量が多く感じた。にじむ程度ならなんとも思わないが、口を閉じてしばらくして洗面所で唾を吐き出してみると全部が血で真っ赤になるほどだった。

元来、わたしは心配性というか不安症の気があって、何かとネガティブな方へ自分を追い込んでしまう癖がある。

やめときゃいいのにネットで調べて悪いことばかりを調べてしまう。

そのため元衛生士の奥さんに大丈夫なのか何度も尋ねてしまい、「そんなに心配ならもう一度歯医者さんに行って診てもらっておいでよっ」となかば切れ気味に言われる始末。

朝に処置をして夕方になっても同じ状態だったので不安で歯医者さんに連絡したら、奥さんと同じことを言われ、結局もう一度診てもらうことにした。

「すいません、なんか不安で・・・」と受付の方に正直に思いを告げると、にこやかに「大丈夫ですよ、心配ですものね」と言ってくれて少しホッとした気持ちになった。

処置をしたところをレントゲン撮って確認してもらったが、気になる点もないので心配するなと太鼓判を押された。血もそのうち止まるからと言われたが、落ち着いたのはその日の寝るころで、それでも完全に止まったとは言えなかった。

長い戦い

翌朝、朝一番に洗面所に立ち恐る恐るうがいをしてみると、出血は止まっていたようでやっと出血という不安から解放された。

1週間後に消毒洗浄に歯医者さんに行くのだが、このインプラント治療が終わるのはなんと3~4ヶ月後になる。

こんなに時間がかかる理由は、骨造成に時間がかかるから。

私の場合、インプラントを打ち込む場所の土台骨が足りなかったので、まずは骨造りからやらなければいけない。

骨を造るための薬剤が入れられているので、まずは骨を造ってベースをしっかりさせてから仕上げといった塩梅だ。

歳とるとこのようなことが頻繁に起きるのかと想像するとゾッとする。

 

そういえば一つ心残りなことが一つ、抜いた歯を見せてもらうのを忘れていた